2007年05月22日
気持ちの整理
母が5月9日に息を引き取った。入院中、日に日に弱っていく母をみてきたので、大きなショックを受けたり、大きな悲しみに浸ってしまい何も手をつけられないということはなかった。逆に生前は、早く苦しみから解放させてあげたいという気持ちもあった。
でも今、なぜか気持ちの整理がつかない。ふとした瞬間に母の死が心に浮かぶ。そして母の思い出などが整理できずに、心に浮かんでくる。これこそが「気持ちの整理ができない」という言葉の本当の状態なのだろう。
息を引き取る数日前、声を出す力も残っていない母がやっと力を振り絞って私に何か言った。2回繰り返した。でも何を言っているのか聞き取れなかった。「はみがきこ」のように聞こえた。後から考えたらそれは「ありがとう」だったことに気付いた。その場で気付いてあげられなかったことがすごく悲しい。最後の言葉を聞き取ってあげることができなくて、ごめんね。
でも今、なぜか気持ちの整理がつかない。ふとした瞬間に母の死が心に浮かぶ。そして母の思い出などが整理できずに、心に浮かんでくる。これこそが「気持ちの整理ができない」という言葉の本当の状態なのだろう。
息を引き取る数日前、声を出す力も残っていない母がやっと力を振り絞って私に何か言った。2回繰り返した。でも何を言っているのか聞き取れなかった。「はみがきこ」のように聞こえた。後から考えたらそれは「ありがとう」だったことに気付いた。その場で気付いてあげられなかったことがすごく悲しい。最後の言葉を聞き取ってあげることができなくて、ごめんね。